こんにちは!
このブログの管理人ペン介です。
ここでは、私がやっていた司法書士試験の勉強法について解説しています。
司法書士試験は最難関資格の1つとされており、合格率は例年約3%ととても低いです。
とても狭き門ですが、私は勉強法を間違えなければ絶対に合格することのできる試験だと思っています。
事実、勉強が不得手だった私が合格しているので…
司法書士試験は以下の11科目からなるとても出題範囲の広い試験です。
- 憲法
- 民法
- 刑法
- 商法、会社法
- 民事訴訟法
- 民事執行法
- 民事保全法
- 司法書士法
- 供託法
- 不動産登記法
- 商業登記法
勉強する範囲が広いため、良い勉強法が見つからない人も多いと思います。
そこで、現役司法書士の私が受験生時代にやっていた司法書士試験の勉強法を解説します!
どのように勉強すれば良いか悩んでいる受験生、これから勉強を始める受験生の手助けになれば嬉しいです。
※私が合格したときと出題傾向が変わっている恐れがあるので、あくまでも参考程度にして下さい。
私は3回目の試験(1回は記念受験)で合格しました!
司法書士について詳しく知りたい人は「【司法書士】こんなときに相談しよう!」の記事をご覧下さい。
私の司法書士試験の勉強法
私はLEC東京リーガルマインドの講座を受講し、合格しました。
独学で合格する人もいますが、法律初学者の人はLEC東京リーガルマインドの講座を受講することをおすすめします。
私の周りの司法書士は、圧倒的に独学よりも予備校に通って合格した人の方が多いです。
講座は決して安くはない金額です。
しかし、早く合格するためには予備校の講座を受講した方が良いです。
稀に独学で一発合格の人もいますが…
まぁ本当に稀です。
LEC東京リーガルマインドの講座には通学と通信があります。
私は通信を選びましたが、これは自分に合うものを選択すれば良いです。
司法書士を目指している人たちと切磋琢磨したい人は通学が良いでしょうし、1人で黙々と勉強したい人は通信が良いです。
私は後者で、家で黙々と勉強し、模試のときだけ通学していました。
何回も講義を見直せるので通信がオススメです。
⇒予備校は大手のLEC東京リーガルマインドがオススメです!
通信なら眠くなったときも大丈夫!
講師の先生はたくさんいるので、自分にあった人の講座を受講しましょう。
では、次に具体的な勉強法です。
私はLEC東京リーガルマインドの講座を受講しつつ、以下の勉強をしました。
- テキストを繰り返し読む
- 過去問を解く
- 記述式を解く
- 模試を受ける
下で詳しく解説しますね!
テキストを読む
LEC東京リーガルマインドの講座でもらえるテキスト(市販されていない)を何回も読みました。
ひたすら読みました。
何回読んだか覚えていません。
全て覚えるつもりで読みました。
1日最低20ページは読むようにして、時間のある日は読めるだけ読んでいました。
私はLEC東京リーガルマインドの講座でもらったテキスト以外のテキストには手を出していません。
LEC東京リーガルマインドの講座でもらったテキストは法律初学者にもとても読みやすいです。
基本から発展まで載っており、実務でも助けられることがあり、事務所の本棚に今でも置いてあります。
LEC東京リーガルマインドの専門家が研究、作成したもので、とても良くできているため、正直テキストはこれだけで良いと思います。
過去問を解く
私の使用した問題集は「合格ゾーン」シリーズです。
私の使った択一の問題集は「合格ゾーン」だけです。
司法書士試験は、過去問と同じ問題が結構出題されます。
「合格ゾーン」には、凄い量の過去問が載っており過去の問題をほぼ全て網羅することができるため、司法書士試験の対策にはもってこいです。
この「合格ゾーン」をひたすら何回も解きました。
ただ解くのではなく、選択肢一つ一つを読み、どこが間違っているのか、どのように間違えているのかを検討し、選択肢の正解全てを覚える気持ちで解いていました。
全科目20回以上は解いたと思います。
選択肢全部を検討するので、何度解いても飽きることはなかったです。
「合格ゾーン」を始めて見たときは、あまりの分厚さに驚愕した記憶があります(笑)
負けずに頑張って何度も解いてみて下さい。
絶対に力が付きます。
記述式を解く
LEC東京リーガルマインドの講座でもらえる記述式の問題集(市販されていない)を毎日、不動産2問、商業2問解いていました。
この問題集には記述式の基本と発展が詰まっているので、記述式の対策もこれだけで大丈夫だと思います。
私はこの問題集しかやりませんでした。
私の解き方は、ルーズリーフにボールペンで、怠けて省略したりせずにしっかりと全部書くです。
何回も解くと飽きてくるのですが、決して省略して書いたりせずに、毎回ボールペンでしっかりと書いていました。
模試を受ける
LEC東京リーガルマインド模試は必ず受けるようにしてました。
講座とセットになっていたので、余計にお金はかかりませんでした。
目的は、試験に慣れるためと、モチベーションを上げるためです。
試験に合格するために受けるというわけではなかったです。
「模試に力を入れるな」と誰かに言われました。
「模試に力を入れても、本試験では良い点は取れない」
これはその通りだと思います。
なので、模試に出題された問題で基本的なところはきちんと復習した方が良いと思いますが、発展問題は流す程度の復習で良いと思います。
模試に力を入れすぎないようにして下さい。
私は、LEC東京リーガルマインドの模試しか受けませんでした。
LEC東京リーガルマインドには本当にお世話になりました。
あ、決してLEC東京リーガルマインドの回し者ではないので…(笑)
大事なことは…
私の考える司法書士試験の勉強法で大切なことは
過去問とふらふらしないこと、時間だと思います。
司法書士試験では過去問がとても大切だと思います。
変な問題集を解くよりも、「合格ゾーン」のような過去問集を繰り返し解く方が力が付くと思います。
少なくとも私は、問題集は「合格ゾーン」だけ使用して合格しました。
二つ目は、ふらふらしないことです。
いろんな勉強法に手を出さない方が良いです。
あまり色んな人の話を聞いて鵜呑みにしないようにして下さい。
あくまでも参考程度に留めるようにして下さい。
私は予備校の講師の話だけ聞いておけば良いと思います。
もし、予備校の講師おすすめの勉強法が合わない場合は、別で探せば良いです。
しかし、基本的には予備校の講師おすすめの勉強法で良いと思います。
まぁ大体の講師が、過去問の重要性を説いていますが…(笑)
最後は、時間です。
司法書士試験は科目が多いため、普通に勉強するだけで多くの時間が必要になります。
どんなに良い司法書士試験の勉強法があったとしても、時間は必要です。
怠けずに、空き時間があれば勉強するくらいの意気込みが必要です。
司法書士試験は、正しい勉強法なら必ずいつか合格します。
諦めずに突き進む
私も試験に合格するのに4年程かかりました。
試験に落ちる度に、諦めようか考えました。
しかし、どうしても司法書士になりたかった(というよりも個人事業主になりたかった)&合格しないと人生どうなるか分からなかったため踏みとどまりました。
諦めずに、ひたすらテキストを読み、過去問を解き、記述問題を解くことで合格することができました。
法律初学者の私でも合格することができました。
私の周りの司法書士には、試験勉強を始める前に法律を学んだことのない人がたくさんいます。
なので、誰でも勉強すれば合格するのだと思います。
諦めずに頑張りましょう!
「司法書士の合格体験記(3回目で合格)」の記事では、私の受験生時代の様子について書いているので、是非参考にしてみて下さい。
勉強のモチベーションが下がってしまった人は司法書士の仕事について調べてみて下さい。
調べていく内にモチベーションが上がるはずです。
このブログでは、司法書士の仕事についても書いています。
⇒「司法書士が成年後見の感想をつらつら書く」は成年後見の仕事について書いています。
モチベーションを上げるために、合格後の自分を想像してみるのも良いかもしれません。
やる気が結構違ってくると思います。
⇒「現役司法書士が地方開業を考える!」、「やっぱり司法書士は独立開業か!?」、「今も司法書士は稼げるのか!?現役司法書士が真実を話します」の記事を読んで想像してみて下さい。
是非、これらの記事を勉強の休憩時間に読んでみて下さい。
では、これで終わります!
受験生に読んでほしい!
受験生で司法書士事務所の補助者として働こうか悩んでいる人は、次の「司法書士試験は補助者に有利なのか!?」を読んでみて下さい。
私は受験生が補助者になることをお勧めしません。
LEC東京リーガルマインド以外にも通信講座はあります。
⇒スマートフォンで講座を受講できるので、空き時間に勉強できますね。
⇒司法書士の仕事を知って、モチベーションを高めよう!
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